御詠歌「ちちははの 恵みも深き 粉河寺 仏のちかひ たのもしの身や」
両親(父母)は、わが子ほどかわいいものはありません。同じように、粉河寺の観音さまは、信心深き人々をわが子の如く愛し、万一不時災難に遭おうとも、代わってそれらの苦をお受けになるとお誓いされているから、頼もしい身の上ですよと解することができる。
御詠歌「ちちははの 恵みも深き 粉河寺 仏のちかひ たのもしの身や」
両親(父母)は、わが子ほどかわいいものはありません。同じように、粉河寺の観音さまは、信心深き人々をわが子の如く愛し、万一不時災難に遭おうとも、代わってそれらの苦をお受けになるとお誓いされているから、頼もしい身の上ですよと解することができる。
御詠歌「ふるさとを はるばるここにきみいでら はなのみやこも ちかくなるらん」
第1番札所の那智山からは、札所間最大の長い道のりです。野を行き、山を越え、里を過ぎて、はるばるここ紀三井寺の観音様ご宝前にたどりついてみると、まだ遠いはずの京の都が近くに感じられる。巡礼の修業こそが、花開く心の浄土への近道であることを示すように。
御詠歌「ふだらくや 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝つせ」
「ふだらく」とは観音様がお住いの最高の場所で、浜辺に打ち寄せる波とたくさんの参拝で、「三熊野の」は那智、新宮、本宮での賑わいであります。那智の大滝のひびく音と参拝者のお経の声が那智のお山に響き渡っているとの意です。
ぽっかくんは、前の会社で関西から関東に転勤してから、3年で関西に戻ってきました。関東への転勤前も、歴史ある関西の神社仏閣を訪問するのは好きでしたが、関西に戻った後に、たまたま訪れた奈良の飛鳥寺で御朱印帳を購入したのがきっかけで、関西のお寺巡りに目覚めてしまいました。