最初の資産運用商品もう1つはTOPIX連動型上場投資信託(1306)

山崎さんのリスクを取る運用のおすすめは、「TOPIX連動型上場投資信託(1306)」と「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」です。

リスク資産を運用する金額を決めて、その半分を外国株式のインデックスファンド、残りの半分をTOPIX連動のインデックスファンドに振り分けて購入することもおすすめしています。

TOPIX連動型上場投資信託(1306)の概要

TOPIXは、東京証券取引所市場第一部(東証一部)に上場しているすべての日本企業(内国普通株式全銘柄)を対象とした、時価総額加重型の株価指数です。野村アセットマネジメントが運用するTOPIX連動型上場投資信託(1306)は、ベンチマーク(対象指数)であるTOPIXに連動した運用成績を目指しているETFです。
出典:1306TOPIX連動型上場投資信託月次レポート(2018年12月28日)

【ETF情報】
設定日:2001年7月11日、信託期間:無期限
売買単位:10口、決算日:毎年7月10日

【運用実績】
総資産総額:78,023.9億円、基準価額:154,405円(100口あたり)
直近(2018年7月)の分配金:3,050円(100口あたり、課税前)

基準価額の騰落率基準価額対象指数
1カ月-10.3% -10.4%
3カ月-17.6%-17.8%
6カ月-14.3%-13.7%
1年-17.5%-17.8%
3年-2.8%-3.4%
設定来25.8%21.7%

【資産内容】
資産構成:株式97.5%、現金・その他資産2.5%
業種別配分(上位5業種):電気機器12.4%、輸送用機器8.1%、情報・通信業7.3%、化学7.3%、銀行業6.3%
組入銘柄数:2,112銘柄、組入上位5銘柄:トヨタ自動車3.3%、三菱UFJフィナンシャル・グループ1.7%、ソニー1.6%、日本電信電話1.4%、ソフトバンクグループ1.4%

【ETFのコスト】
売買手数料:なし、信託報酬:年0.1188%(税抜0.11%)、信託財産留保額:なし

2019年1月時点の運用状況

取得単価の1,509円に対して、2018年には含み損となることもありましたが、2019年1月31日の終値が1,621円なので、7.42%の含み益があります。

最近は、信託報酬がTOPIX連動型上場投資信託(1306)と遜色のないeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)のような投資信託が発売されています。また、分配金への課税・再投資の観点からは、TOPIX連動型上場投資信託(1306)よりも投資信託による運用の方がメリットがあると思います。

しかし、分配金という目にみえる形で現金を手に入れたいので、これ以上追加で投資することは考えていませんが、このままTOPIX連動型上場投資信託(1306)の運用は継続します。