現時点でのSBIソーシャルレンディングによる運用

ぽっかくんは、サテライトの資産運用に利用するソーシャルレンディング業者として、SBIソーシャルレンディングを選びました。2019年3月末時点のSBIソーシャルレンディングの融資残高は333億円、投資家登録完了数は33,061人です。

昨年、ぽっかくんの投資案件の1つで延滞が発生し、ソーシャルレンディング投資のリスクを実感しました。しかし、その延滞案件に対する対応を通じて、SBIソーシャルレンディングへの信頼が向上することにもなり、昨年の後半以降、個々の投資案件への投資額を増額しています。ちなみに、ぽっかくんのソーシャルレンディングによる2018年の年間損益金額は31,633円でした。

SBIソーシャルレンディングの2018年延滞案件に対する対応

2018年7月、SBIソーシャルレンディングの投資案件であるSBISL不動産バイヤーズローンファンド16号〜22号で合計約13億3,550万円の延滞が発生し、SBISL不動産バイヤーズローンファンド17号に出資していたぽっかくんも巻き込まれました。しかし、延滞発生後のSBIソーシャルレンディングの素早い対応及び投資家へのタイムリーな情報提供は素晴らしかったと思います。

延滞発生約2カ月後に4つの案件(16号、17号、18号、20号)、約3カ月後に残りの案件(16号、19号、20号、21号、22号)の合計9億3,551万円の延滞債権が回収され、22号以外の案件の償還が完了しました。このスピードを重視した対応の結果、17号、18号は全額償還、16号、21号は元本を上回る償還でしたが、19号、20号は元本割れでの償還でした。2019年1月、22号の担保不動産が競売にかけられ、2億1,600万円で落札されましたので、元本割れですが、22号の償還も完了することになります。

このハプニングにより、ソーシャルレンディング投資へのリスクを実感することになりましたが、ぽっかくんには許容できるリスクでした。むしろ、信頼できるソーシャルレンディング業者として、SBIソーシャルレンディングを評価するきっかけになりました。

2019年4月時点で運用中のSBIソーシャルレンディングの投資案件

SBIソーシャルレンディングにおけるオーダーメード型ファンドの募集は通常10:00から開始されます。しかし、年間予定利回りが高い、運用実績がある等の人気が高い投資案件は、募集開始からわずか数分で募集金額の上限に達して、募集が締め切られてしまうことがあります。また、融資先が前倒しで全額返済したなどの理由により、当初の運用期間が短縮され、期待していた配当利息が得られないこともあります。この投資金の早期償還は、不動産関連の投資案件で多いような気がします。ぽっかくんの希望通りのソーシャルレンディング投資を実現するのは、なかなか難しいですが、それぞれの投資案件を吟味しながら、投資したい案件の募集への応募を地道に続けています。

ファンド名予定年間利回り運用期間累計配当利息返済累積総額残高
SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus19号6.5%12カ月3,588円195,035円54,965円
SBISLメガソーラーブリッジローンファンド16号7.0%18カ月8,774円0円300,000円
SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド10号10.0%30カ月5,315円0円200,000円
SBISLメガソーラーブリッジローンファンド19号7.0%9カ月4,619円0円300,000円
SBISLメガソーラーブリッジローンファンド20号9.0%23カ月3,726円0円200,000円
SBISLサービサーズローンファンド7号7.0%36カ月0円0円200,000円