垂水温泉「太平のゆ」

1999年に「マリンピア神戸ポルトバザール」として開業した、神戸市垂水区のウォーターフロントにあるショッピングモール「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」 には、明石海峡・明石海峡大橋を臨む海浜公園、ヨットハーバー「神戸フィッシャリーナ」、塩づくり等が体験できる「神戸市立水産体験学習館(さかなの学校)」が隣接しています。

総合リラクゼーションスーパー銭湯である「太平のゆ」は、このような複合型施設「マリンピア神戸」と隣合わせの場所にあります。ぽっかくんの日帰り温泉の基本は天然温泉ですが、「兵庫の温泉スタンプラリー2019」の名湯8選の1つである「太平のゆ」に今回行ってきました。

温泉データ

天然温泉ではない(人工温泉)

お風呂データ

露天風呂エリアには、炭酸ガスが溶け込んだ「炭酸泉」と、無色透明、無臭のアルカリ性のお湯で肌をすべすべにする「人工温泉」の2種類の人工温泉があります。その他に、「壺湯」、「腰掛け湯」、「寝ころび湯」の3つの湯船と、蒸し風呂の「漢方薬草」があります。一方、内風呂エリアには、少し温度が高めの「白湯」、電気風呂、スーパージェットバス、ジェットバス、シェイプアップバスの4つの機能が集約した「回遊風呂」、「冷水風呂」、高温サウナの「熱気風呂」があります。ぽっかくんの気のせいかもしれませんが、内風呂エリアの入口付近で塩素臭を感じました。

ぽっかくんは入っていませんが、「太平のゆ」の最大のセールスポイントは、時間制限がなく、何度でも繰り返し利用できる岩盤温熱浴「陰陽洞」なのだと思います。「陰陽洞」には、3つの岩盤温熱室と1つの冷気室があり、岩盤浴専用の無料休憩所「ヒーリングルーム」もあります。

  • 床にヒマラヤ岩塩を敷き詰めた少し高温の空間である「朱雀塩」
  • 壁に漢方薬草を吊り下げ、床にトルマリン鉱石を敷き詰めたくつろぎの空間である「白虎薬」
  • 壁に備長炭、床に木紋石を埋め込んだ癒しの空間である「青龍炭」
  • 3つの岩盤温熱室と交互に入ることにより、温冷効果が高まるクールダウンの空間である「氷玄武」

湯上り情報 

総合リラクゼーションスーパー銭湯と名乗っていることもあり、お風呂以外の施設は充実しています。ほぐし処「ゆらく」、理容「髪剪處」、足つぼ・フットケア、癒し処・あかすり、アロマセラピー「香音」、お食事処「ごちそうや」と、ひと通りのリラクゼーションはそろっています。

料金

大人(中学生以上):850円(土・日・祝)・750円(平日)、小人(3歳以上):300円(土・日・祝)・300円(平日)

コーヒー牛乳:「明治コーヒー」140円

総合評価(最高★

ぽっかくん★★★:「お湯を使わないお風呂」と呼ばれている岩盤浴も嫌いではないのですが、お湯を楽しめる天然温泉の方に魅力を感じてしまいます。