くりっく株365の特徴を活用した運用方法

少ない元手である程度のリターンが見込める運用方法はないかと、ぽっかくんがいろいろと探していたときに出会ったのが、「くりっく株365」買い建玉の長期保有です。くりっく株365は、東京金融取引所に上場しているCFD(Constract For Difference:差金決済取引)であり、日本、アメリカ、ドイツ、イギリスの株価指数が取引できます。

ぽっかくんがメインで利用しているSBI証券が、くりっく株365取扱会社の1つであったため、この運用方法をスムーズに取り入れることができました。

くりっく株365の概要

取引銘柄日経平均株価(日経225):東京証券取引所
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ):ニューヨーク証券取引所(NYSE)及びNASDAQ
DAX:フランクフルト証券取引所
FTSE100:ロンドン証券取引所
取引単位株価指数の数値×100倍(最低取引単位:1枚)
取引手数料153円/枚(税込)
取引期限なし
証拠金東京金融取引所が定める証拠金基準額
追証判定必要証拠金維持率100%未満
ロスカット必要証拠金維持率70%未満
取引成立方法マーケットメイク方式

くりっく株365の特徴

  1. ほぼ24時間、祝日も取引できる:日経225・NYダウは8:30~6:00とほぼ24時間、DAXは16:00~6:00、FTSE100は16:00~6:00の時間帯(サマータイム時はいずれの株価指数も5:00まで)に取引ができます。また、これらの株価指数は、海外の経済指標・イベントに影響を受けることがありますが、深夜の時間帯や日本の祝日でもタイムリーな取引が可能です。
  2. 買いなら配当金相当額が受け取れる:配当込みであるDAX以外の株価指数の買い建玉を保有している場合、株価指数の構成銘柄に配当があれば、権利確定日に配当相当額が付与されます。その代り、金利相当額を支払う必要があります。
  3. 先物取引と違って長期保有可能:くりっく株365は、先物取引のような「限月」という決済期限がないため、決済のタイミングをじっくり待つことができます。
  4. 指数下落局面でも売却益をねらえる:くりっく株365は、信用取引や先物取引のように、値下がりすることを期待した「売り」からも取引することができるため、下降局面でも売却益をねらえます。
  5. 少ない資金から取引ができる:くりっく株365は、約定金額の一部を証拠金として、あらかじめ取引口座に預けてから取引するため、少ない資金でその何倍もの金額の取引ができます。現物株式と異なり、レバレッジ(テコ)を使って、小さな資金で大きな利益を狙うことができる反面、大きな損失が発生する可能性もあるので注意が必要です。
  6. 先進諸国の株価指数を円で取引できる:くりっく株365は、NYダウ、DAX、FTSE100を円建てで取引できます。そのため、現地通貨での取引となる外国株式や海外ETFと異なり、為替レート・為替リスクを気にする必要がありません。

「くりっく株365」買い建玉の長期保有は、レバレッジをかけて(特徴5.)、キャピタルゲインをねらいながら(特徴3.)、インカムゲインも享受する(特徴2.)、くりっく株365の特徴を活用した運用方法です。