好決算で高騰したJACリクルートメント(2124)をかつて成長性を見込んで購入

2019年12月期第1四半期の好決算を5月10日に発表したJACリクルートメント(2124)は、5月13日の株価が399円高(13.6%)の3,140円と高騰しました。JACリクルートメントは、外資系企業への転職、管理職採⽤、ハイクラス(⾼年収)転職などに強みを持っている、イギリス発祥の⽇系転職エージェントです。

質の⾼いハイキャリア案件が多いJACリクルートメントの利用者は、他の転職エージェントと異なり、キャリアが成熟してきた30歳代以降の⽐率が⾼いです。前の会社で転職活動を始めたときに、ぽっかくんが利用した転職エージェントがJACリクルートメントでした

JACリクルートメント(2124)の基本情報

設立/上場:1988年3月/2006年9月
業種:他産業サービス・製品(時価総額順位31/227社)
特色:人材紹介業の準大手。英国、アジア等に展開する田崎・JACグループの一角。国際関係に強い。
出典:SBI証券ホームページ

直近3年間の業績2018年12月2017年12月2016年12月
売上高2,306億円1,604億円1,383億円
営業利益553億円530億円472億円
経常利益556億円532億円185億円
純利益134億円139億円115億円
1株あたり利益91.7円95.8円79.5円
1株あたり配当70円65円30円

予想配当利回り:3.19%
株主優待:なし

2019年5月時点の運用状況

通常の転職エージェントでは、応募者を担当するコンサルタントと、企業側の求⼈を獲得してくる営業・窓⼝が別々に存在します。しかし、JACリクルートメントのコンサルタントは企業・応募者の両⽅を担当しているため、コンサルタントが紹介する企業の事情に精通していて、また、ぽっかくんのキャリアを必要としている選りすぐりの企業を紹介してくれました。質の高いコンサルタントによるサポートのおかげで、転職活動を開始してから2カ月程度で次の会社の内定をもらうことができました。

実体験したJACリクルートメントのサービスは、これからの時代に求められるものであり、JACリクルートメントは今後も成長し続ける転職エージェントであると感じました。その成長性を見込んで、JACリクルートメントを購入しましたが、日本の個別株は株主優待目的での保有に絞り込む方針に変更したため、売却しました。取得単価の1,690円に対して、2,007円で売却したので、31,700円(18.76%)の利益がありました。株式投資で「たられば」は禁物ですが、今回の高騰まで保有していれば…と思ってしまいました。