最近、コインパーキングの1区画に、タイムズカープラスのスタンド看板が置いてあるタイムズが増えてきました。タイムズカープラスは、カーステーション数、車両数ともに2位以下を⼤きく引き離しており、日本のカーシェアリング業界における最大手の地位は揺るがないといわれています。
年々、カーステーション数・車両数は増加する傾向にあります。それに伴ってカーシェアリングを利用する基盤が充実し、ユーザーの利便性が向上することで、今後の日本におけるカーシェアリング市場は拡大すると予想されます。そのカーシェアリング事業を次の事業の柱に育てようとしているパーク24(4666)を購入しました。
パーク24(4666)の基本情報
設立/上場:1973年2月/1997年3月
業種:他個人サービス・製品(時価総額順位2/97社)
特色:24時間無人時間貸し駐車場タイムズを運営。英国、豪州などにも展開。カーシェアが第2の柱に。
出典:SBI証券ホームページ
直近3年間の業績 | 2017年10月 | 2016年10月 | 2015年10月 |
売上高 | 2,329億円 | 1,943億円 | 1,796億円 |
営業利益 | 205億円 | 214億円 | 187億円 |
経常利益 | 202億円 | 211億円 | 185億円 |
純利益 | 134億円 | 139億円 | 115億円 |
1株あたり利益 | 91.7円 | 95.8円 | 79.5円 |
1株あたり配当 | 70円 | 65円 | 55円 |
予想配当利回り:2.39%
【株主優待】(権利確定月:10月)
100株以上保有の株主に、2,000円(100株以上1,000株未満)、5,000円(1,000以上5,000株未満)、10,000円(5,000株以上)のタイムズチケットを年1回もらえます。このタイムズチケットは、時間貸し駐車場タイムズに加え、タイムズカーレンタル、温浴施設タイムズ スパ・レスタでも利用できます。
2019年2月時点の運用状況
取得単価の3,133円に対して、2019年2月7日の終値が2,608円なので、16.76%の含み損があります。株価が取得単価を超えた時期もありましたが、現時点までは含み損をかかえている期間の方が長い銘柄です。しかし、パーク24のカーシェアリング事業の発展に期待していますし、それなりの配当と株主優待がもらえていますので、当面は継続保有を考えています。