2018年のNISAはiシェアーズ・コア米国高配当株ETF（HDV）を一括購入

「iシェアーズ・コア米国高配当株ETF（HDV）」は、米国株・高配当株への投資をコアとする、ぽっかくんの資産運用の方針にマッチするETFの1つです。

2017年はHDVと同様に米国の高配当銘柄に特化したETFである「バンガード・米国高配当株式ETF（VYM）」をNISA口座で一括購入しましたので、2018年分のNISA口座の非課税枠ではブラックロックのHDVを一括購入しました。

iシェアーズ・コア米国高配当株ETF（HDV）の概要

モーニングスター配当フォーカス指数は、財務健全性が高く、同時に持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い米国企業への投資機会を提供し、配当水準が比較的高位の米国株式で構成されています。ブラックロックが運用するHDVは、ベンチマークであるモーニングスター配当フォーカス指数に連動した運用成績を目指しているETFです。
出典：SBI証券ホームページ及びブラックロック・HDVファクトシート（2018年12月31日現在）

【ETF情報】
設定日：2011年3月29日、経費率：0.08％
分配金回数/年：4回、分配利回り：3.55％

【運用実績】
総資産総額：8,926百万ドル（2018年12月31日）、基準価額：87.21ドル（2019年1月31日）
直近の分配金：0.7088ドル、2018年の分配金：3.0949ドル 

【資産内容】
セクター別構成比率（上位5セクター）：生活必需品20.8％、エネルギー20.8％、ヘルスケア：18.4％、資本財・サービス9.5％、公益事業9.0％
保有銘柄数：75銘柄、保有上位5銘柄：Exxon Mobil Corp. 9.5％、Verizon Communications Inc. 7.6％、Johnson & Johnson 6.6％、Chevron Corp. 6.3％、Pfizer Inc. 6.0％

2019年2月時点の運用状況

取得単価の87.36ドルに対して、2019年2月1日の終値が89.16ドルなので、2.1％の含み益があります。四半期ごとの分配金は継続して入手できていますが、高掴みで一括購入してしまったため、キャピタルゲインの観点からは不安定な状況が継続しています。最適なタイミングで投資できるか否かは運次第だと考えているため、NISA口座での海外ETF購入は一括で行っていましたが、相場次第ではドルコスト平均法での購入も検討する必要がありそうです。

保有銘柄数によるリスクの分散性から、米国の高配当銘柄に特化したETFとしてはHDVよりもVYMを追加購入したいと考えています。そのため、HDVに追加投資する予定はありませんが、法改正でNISAの投資可能期間が延長された場合には、ロールオーバーによる継続保有をしたいETFです。