「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」で2012年・2013年に1位となり、常に上位にランクインしている「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」は、アメリカではあまり購入実績がないETFですが、⽇本⼈には⼈気がある海外ETFです。
新興国から先進国まで全世界の株式市場をカバーしている、VTを2016年分のNISA口座の非課税枠で一括購入しました。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の概要
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、全世界の大型、中型、小型株の市場パフォーマンスを測定し、先進国、新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されています。そのため、このインデックスは、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。バンガードが運用するVTは、米国を含む全世界の先進国株式市場及び新興国株式市場を投資対象とし、ベンチマークであるFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動した運用成績を目指しているETFです。
出典:SBI証券ホームページ及びバンガード・VTファクトシート(2018年9月30日現在)
【ETF情報】
設定日:2008年6月24日、経費率:0.10%
分配金回数/年:4回、分配利回り:2.36%
【運用実績】
総資産総額:11,841百万ドル(2018年12月31日)、基準価額:70.33ドル(2019年1月31日)
直近の分配金:0.4890ドル、2018年の分配金:1.6589ドル
期間 | 基準価額の騰落率 |
1カ月 | 7.49% |
3カ月 | 1.32% |
6カ月 | -5.58% |
1年 | -7.95% |
3年 | 38.99% |
設定来 | 77.74% |
【資産内容】
市場別保有配分(上位5市場):アメリカ54.9%、日本8.1%、イギリス5.5%、カナダ3.0%、中国3.0%
セクター別構成比率(上位5セクター):金融21.3%、テクノロジー14.8%、資本財14.0%、消費者サービス11.4%、ヘルスケア11.1%
保有銘柄数:8,116銘柄(2018年12月31日)、保有上位5銘柄:Apple Inc. 2.0%、Microsoft Corp. 1.6%、Amazon. com Inc. 1.5%、Alphabet Inc. 1.3%、Berkshire Hathaway Inc. 0.8%
2019年2月時点の運用状況
取得単価の60.45ドルに対して、2019年2月1日の終値が70.70ドルなので、17.0%の含み益があります。また、このETFを購入してから現在まで含み損をかかえたことがなく、四半期ごとに順調に分配金という目にみえる形で現金も入手しています。
VTはほぼ全世界の株式市場をカバーしているETFですが、米国への保有配分が50%を超えており、ある意味投資対象が中途半端なETFであると感じています。そのため、VTにこれ以上追加で投資をする予定はありませんが、NISAのロールオーバーによる継続保有はしていきたいと考えています。