こんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」

「丹波焼」は、瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに、日本六古窯のひとつです。その丹波焼の産地の中心にある丹波伝統工芸公園・立杭陶の郷から、車で約10分の距離にある「ぬくもりの郷」は小高い丘にある純和風な建物が特徴的な日帰り温泉です。

丹波焼を湯舟、床にも使用した「丹波焼陶板風呂」と、丹波特産の丹波石をふんだんに使用した「丹波石岩風呂」の2つの大浴場を、男女週替わりで楽しむことができます。地下1,300mから毎分615Lと豊富に湧き出る温泉は、かすかに硫化水素臭を感じる保温効果が高い、「熱の湯」、「暖まる湯」と呼ばれる食塩泉です。ぽっかくんの今年はじめての訪問では、露天風呂エリアの桜が満開でした。

温泉データ

泉質：塩化物泉
泉温：34.1℃
湧出量：615L/分
加温／かけ流し

お風呂データ

湯舟、床に趣の違いがある「丹波焼陶板風呂」と「丹波石岩風呂」ですが、内風呂エリアと露天風呂エリアにあるお風呂の構成は同じです。

湯温が40～42℃の大浴槽、38～39℃の中浴槽、31℃の源泉風呂のいずれもかけ流しの3つの内風呂があります。大浴槽と中浴槽・源泉風呂の間は階段で移動する必要があり、内風呂エリアは高低差のある山小屋風の造りになっています。その他、サウナと水風呂が内風呂エリアにあります。

一方、露天風呂エリアには、大露天風呂、小露天風呂、打たせ湯があり、大露天風呂の湯温は40～42℃、小露天風呂はそれよりもぬるめの設定です。のどかに広がる空と山、広々とした自然豊かな景色を堪能できるのが魅力なので、ぜひ天気のいい日に訪れたい露天風呂です。

湯上り情報

リラクゼーションルーム「げんき堂」では、ボディケアとフットケアが受けられます。また、レストラン「旬菜千味 さぎ草」、軽食・休憩コーナー「ぬくもり亭」では、いずれも丹波篠山産の食材を活かした料理を提供しています。その他に、丹波名物の黒豆、栗等を使用したお土産を販売している売店コーナーの「今田商店」、農産物直売所「こんだ旬菜市 農」、丹波焼・特産品販売コーナー、手づくり豆腐工房「夢豆腐」、手づくりアイス「和」、特産品加工工房「さぎグループ」と様々な施設があります。

料金

12歳以上：700円、6歳～11歳：300円、5歳以下：無料

有効期限のないポイントカードがあり、1回の入浴で1ポイントもらえます。10ポイント貯まると、入浴が1回無料になります。

コーヒー牛乳：「雪印コーヒー」130円

総合評価（最高★★★★★）

ぽっかくん★★★★：心をほぐしてくれる、露天風呂から望む風景は、この温泉ならではだと思います。