くるみんとぽっかくんは、約2年前に購入したガイドブック「るるぶ日帰り温泉 関西 中国 四国 北陸」(出版社:JTBパブリッシング、定価:900円+税、ISBN978-4-533-12072-5 C9426)を片手に、日帰り温泉巡りをしています。
「ロハスなひとときを」がキャッチフレーズの「HATなぎさの湯」は、阪神・淡路大震災後の2004年11月にオープンした日帰り温泉ですが、なぜかこのガイドブックには掲載されていない日帰り温泉です。なお、「HATなぎさの湯」は阪神・淡路大震災後に神戸市の東部新都心として開発された「HAT神戸」にあり、HATは”Happy Active Town”の略です。
温泉データ
泉質:塩化物泉
泉温:35.2℃
湧出量:210L/分
加温
お風呂データ
752mの地中から湧き出す、ミネラル豊富でなめらかな肌触りのうすい茶褐色の源泉は、露天風呂エリアの「露天岩風呂」と「壺風呂」、貸切風呂である福祉風呂「力の湯」、館外で無料開放されている「足湯」で楽しむことができます。
男湯と女湯のお風呂の構成は、サウナ以外は同じです。露天風呂エリアには、「露天岩風呂」、「壺風呂」に加えて、立ち湯スタイル「スタンディングバス」、寝湯スタイル「リラックスバス」の2種類のジェットバスがあります。また、内風呂エリアには、電気風呂が併設された「主浴槽」、毎日違うお湯が提供される「日替わり湯」、「水風呂」があります。
「HATなぎさの湯」のセールスポイントの1つは、豊富な種類のサウナだと思います。男湯のサウナは、ドライタイプで高温の「スタジアムサウナ」、ウォーターセレモニーが設置され、温度が低く湿度が高い中温の「ロッキーサウナ」です。一方、女湯のサウナは、ウォーターセレモニーがある高温・高湿の「フィンランドサウナ」、アロマオイルでリラックス効果を高めたスチームサウナである中温の「テルマーレサウナ」、塩を体にすり込むことで、発汗を促す中温の「塩サウナ」です。また、女性専用ですが、日本でラジウム温泉として有名な玉川温泉を参考にした、ラドンミスト機能付きバードガスタイン鉱石岩盤浴があります。
湯上り情報
「からだにとって良いこと」と「地球環境にとって良いこと」を追求するライフスタイルである「ロハス」をキーワードに、日帰り温泉以外の様々なサービスが充実しています。割り箸不使用、地元で採れた新鮮な野菜を中心とした料理を提供する「なぎさDining」、無理なく健康的な身体づくりを目指す「スローフィットネス スパーゴなぎさ」、ボディケア、リフレクソロジー、あかすり等の「優楽」、体質改善・サイズダウンのためのエステメニュー、疲労回復が目的のリラクゼーションメニューが用意されている「なぎサロン」、ヘアサロン「髪剪處」があります。
料金
大人:900円(土・日・祝)・820円(平日)、小学生:400円、幼児(3歳~就学前):250円
コーヒー牛乳:「明治コーヒー」150円
総合評価(最高★★★★★)
ぽっかくん★★★:お風呂重視のぽっかくんの場合、高得点の日帰り温泉とはなりませんが、様々なニーズを満たすことができる日帰り温泉だと思います。