まずは経験することが大事だと思い、資産運用をはじめてからしばらくの間、様々な金融商品に投資しました。最初に購入した個別株は、株主優待でイオンラウンジが利用できることに期待したイオン(8267)です。
2016年から2017年にかけては、緩やかな景気拡大と程よい緩和的な金融政策を背景として、株式相場が緩やかに上昇するゴルディロックス相場(適温経済)が続いていたため、それ程大きな損をすることなく、いろいろな投資を体験することができました。
イオン(8267)の基本情報
設立/上場:1926年9月/1974年9月
業種:総合スーパー(時価総額順位1/9社)
特色:国内流通2強の一角、総合スーパー(GMS)中心。M&Aで成長。上場子会社で金融、不動産など。
出典:SBI証券ホームページ
直近3年間の業績 | 2018年2月 | 2017年2月 | 2016年2月 |
売上高 | 8兆3,900億円 | 8兆2,101億円 | 8兆1,767億円 |
営業利益 | 2,102億円 | 1,847億円 | 1,769億円 |
経常利益 | 2,137億円 | 1,873億円 | 1,796億円 |
純利益 | 245億円 | 112億円 | 60億円 |
1株あたり利益 | 29.2円 | 13.4円 | 7.2円 |
1株あたり配当 | 30円 | 30円 | 28円 |
予想配当利回り:1.25%
【株主優待】(権利確定月:2月、8月)
100株以上保有の株主に、イオンオーナーズカード(株主優待カード)が発行されます。
- イオン、マックスバリュ等の対象店舗での買い物時に、オーナーズカードを提示して支払うと、半年ごとに支払い金額の3%(100~499株)、4%(500~999株)、5%(1,000~2,999株)、7%(3,000株以上)がキャッシュバックされます。なお、半年間で100万円までの買い物がキャッシュバック対象です。
- イオン、マックスバリュ等で毎月20日、30日に開催される、「お客様感謝デー」における5%割引特典に加えて、株主優待のキャッシュバック特典も受けることができます。
- オーナーズカードを提示により、イオンシネマ等の対象店舗で会計時割引・優待料金特典を受けられます。
- オーナーズカードを提示により、イオンラウンジを利用できます。
また、3年以上継続して株式を保有している株主は、2,000円(1,000~1,999株)、4,000円(2,000~2,999株)、6,000円(3,000~4,999株)、10,000円(5,000株以上)のイオンギフトカードを年1回もらえます。
2019年2月時点の運用状況
イオンラウンジと言葉から、JALが国内空港に設置しているサクララウンジのようなものを勝手に想像していました。しかし、いつも行列ができているので、イオンラウンジに入るまでに時間がかかりますし、提供されているサービスもサクララウンジとは雲泥の差がありました。また、イオンモールには月1回程度行くのですが、イオンそのもので買い物することがないので、キャッシュバック特典もぽっかくんには使えないサービスでした。
株主優待が目的の購入だったため、そのサービスに魅力を感じなくなった段階で売却しました。取得単価の1,580.5円に対して、2,175円で売却したので、59,450円(37.61%)の利益がありました。