明石大蔵海岸「天然温泉 龍の湯」

有馬温泉の金泉は鉄分を多く含み、湧き出す湯は透明ですが、空気に触れると酸化するため、溜まる湯は茶褐色に変化します。明石海峡大橋を一望できる、「龍の湯」の展望風呂「龍の台」のお湯も、金泉のように茶褐色であり、舐めると塩辛い塩化物泉でもあります。

2019年4月20日にリニューアルオープンした「龍の湯」は、2階のリラックスエリアが大幅に拡張されました。2階にあった岩盤浴エリアがリラックスエリアとして拡張され、カフェエリア等の設備も一新されました

温泉データ

泉質:含鉄泉
泉温:25.5℃
湧出量:53L/分
加温/かけ流し

お風呂データ

露天風呂エリアのメインである展望風呂「龍の台」は、階段で上がってから入浴する開放感のある岩風呂で、「龍の湯」の源泉で満たされています。その源泉に含まれる塩分が肌に付着することにより、体温をカバーし、よく温まります。その他に、和風園風の「露天岩風呂」、屋根付の「ひのき風呂」、石で造った一人用の「石釜風呂」があります。今回の訪問では「菖蒲根の湯」、以前の訪問では日本酒が投入される「祝酒風呂」と、様々な変わり湯が「露天岩風呂」で提供されています。

内風呂エリアには、3つのジェットバス系のお風呂である「気泡風呂」、「ねころびの湯」、「すわり湯」に加え、「電気風呂」、「水風呂」、「タワーサウナ」があります。「タワーサウナ」では、平日は3回、土・日・祝は4回、サウナの本場フィンランドの伝統的なサウナの楽しみ方であり、焼けた石にアロマ水をかけて、その蒸気を浴びる熱気浴である「ロウリュ」が実施されます。

湯上り情報

リニューアルされた2階のお休み処は、2つのリラックスエリア、カフェエリア、畳エリア、巣ごもりエリア、ロビーエリアで構成されていて、のんびりほっこりと過ごすことができます。その他のリラクゼーションとして、ほぐし処、エステ、韓国式アカスリ処が1階にあります。同じく1階には、カットサロン髪剪処とお食事処「いけや食堂」もあります。

料金

大人(中学生以上):730円(土・日・祝)・650円(平日)、小人(小学生):370円(土・日・祝)・320円(平日)、幼児(3歳以上):160円(土・日・祝)・110円(平日)※土・日・祝の午前中は、平日料金で利用できます。

コーヒー牛乳:「森永珈琲」110円(1階)、「共進牧場コーヒー」130円(2階)

総合評価(最高★

ぽっかくん★★★★:しょっぱい源泉は、体を芯から温めてくれて、そのぽっかぽか感は結構長持ちします