リロケーション・インターナショナルが提供している「リロの留守宅管理」を利用して、関西に持っている自宅マンションを貸し出すことにしました。しかし、入居者の募集をはじめたのが4月と、転勤に伴う賃貸物件探しの最盛期である2~3月を逃してしまいました。
そのため、賃料の0.5カ月分の広告料を支払って、Webの不動産ポータルサイト等に物件情報を掲載してもらいましたが、最初の入居者が決まるまでに7カ月かかりました。
サラリーマン大家さんになるまで…
自宅として10年弱住んでいたので、マンションを貸し出すためには、結構なリフォームが必要でした。床フローリング・クッション、壁クロス及びふすま・障子の貼り替え、ビルトインコンロ取り替え等のリフォームをして、約90万円かかりました。また、マンションをキレイに磨き上げることも⼤切ですので、畳の張り替え、ハウスクリーニング等で、別途約15万円かかっています。しかし、自宅マンションの修繕・リフォームは、すべてリロケーション・インターナショナルを通じて、手配することができましたし、これらの費用はマンションを貸し出し後の賃料と相殺することもできました。
サラリーマン大家さんになったあと…
自宅マンションの貸し出しを開始しましたが、修繕・リフォーム費用、広告料等の初期費用が賃料と相殺されてしまったため、賃料が現金で手に入るまでにはしばらく時間がかかりました。その後、入居者が2回代わりましたが、その都度、入居前に畳の張り替え、ハウスクリーニング等の費用として、約20万円が必要でした。自宅マンションの貸し出し前だけではなく、貸し出し後もそれなりの費用がかかりますが、必要な手続きを個人で処理するには相当な手間がかかります。これらの手続きを一括で処理してくれるリロの留守宅管理は、非常に便利であり、費用に見合ったメリットがあるサービスだと思います。
なお、関東から関西に戻ってきて、転職もしましたが、自宅マンションは貸し出したままで、いまだにサラリーマン大家さんです。もう転勤族ではありませんので、リロの留守宅管理でなく、リロケーション・インターナショナルが提供している、賃貸運営上のリスクに対応した賃貸運営サポートを「定期借家契約」で利用しています。
- リロメンテフリー:リロケーション・インターナショナルの費⽤負担により、賃貸期間中の修理・メンテナンスを実施
- 家賃滞納保証:リロケーション・インターナショナルが賃貸期間中の賃料を保証(適用条件あり)
また、サラリーマン大家さんになったために、やらなければならなくなった作業が年に一度の確定申告です。最初は確定申告で使われている用語を理解するのに苦労しましたし、いまだに手探り状態で作業しているので、毎年、確定申告期間のいまの時期が憂鬱になります。ところで、毎年の作業といえば、ふるさと納税の寄付金控除もその1つです。ふるさと納税には、確定申告が不要なワンストップ特例制度がありますが、この制度を利用できるのは、ふるさと納税先の自治体が1年間で5つまでの場合のみです。しかし、ぽっかくんは必ず確定申告しなければならないため、ふるさと納税の返礼品を探すくるみんが自治体数の上限にこだわる必要がないのが、確定申告している唯一のメリットです。